引退したにもかかわらず、幕之内一歩 現在の強さは作中トップクラスの怪童領域へと達しています。その理由の一つが、引退後も欠かさず続けている常軌を逸した自主トレーニングです。
一歩は手首と足首に常時ウェイト(重り)を装着して生活・練習を続けており、筋力やスタミナ、体幹の強度は現役時代を遥かに上回っています。その規格外の実力は、作中のハイレベルなスパーリング描写で証明されています。
- 世界王者ヴォルグ・ザンギエフとのスパーリング:急遽代役としてリングに上がった際、世界防衛戦を控えたヴォルグを圧倒する圧力を発揮し、新型デンプシーロールを炸裂させてヴォルグの肋骨を破壊寸前に追い込む。
- 世界挑戦を控える間柴了の仮想サウスポー役:世界前哨戦の練習相手を務め、世界ランカーレベルの間柴の左を軽々と掻い潜って完璧な立ち回りを見せる。
現役時代に未完成だった新型デンプシーロールは、縦回転と横回転を組み合わせるだけでなく、自由自在に静止と発進を繰り返せる完全形態へと昇華しています。パンチを打たずに相手を圧倒する立ち回りすら身につけた現在の一歩は、もはやフェザー級において世界王者リカルド・マルチネスに肉薄し得る唯一の存在へと仕上がっています。