一方で、梅宮アンナは全く異なる闘いに身を投じている。彼女は近年、ステージ3の乳がんであることを公表した。かつての「わがままなお嬢様」というイメージはそこにはない。
彼女は自身のSNSやメディアを通じて、抗がん剤治療による脱毛の様子や、闘病のリアルな日常を包み隠さず発信し続けている。その姿勢は、同じ病に苦しむ多くの女性たちに勇気を与えており、世間の彼女に対する評価は「依存する女性」から「自立した強い女性」へと大きく変化した。
父・辰夫氏を看取り、自らも病魔と闘う中で、彼女はかつての狂騒から完全に脱却し、一人の母親として、そして表現者として地に足を着けて生きている。