海外からの旅行者にとって、日本の百貨店地下は「世界で最もクオリティが高いフードコート」として認知されている。かつては和菓子や高級フルーツのお土産買いが中心だったが、現在は体験そのものが目的化している。
職人が目の前で握る小ポーションの寿司、目の前で蒸し上げられる出来立ての点心、さらには日本各地のクラフトビールや希少な日本酒をその場でテイスティングできる角打ちスタイルのバーエリア。多言語対応のタッチパネルやAI通訳端末を駆使し、世界中の美食家たちが思い思いの「最高のひとくち」を探し求めて回遊している。