日本女子大学目白キャンパスの全貌|統合の真相と妹島和世建築の評判を徹底解剖

日本女子大学目白キャンパスの全貌|統合の真相と妹島和世建築の評判を徹底解剖

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目白キャンパスを歩くと、歴史ある赤煉瓦の建築と、光が降り注ぐ透明感あふれる現代建築が見事な調和を見せていることに気付きます。このマスタープランを手掛けたのが、建築界のノーベル賞と称されるプリツカー賞を受賞した世界的な建築家であり、日本女子大学家政学部住居学科の卒業生でもある妹島和世氏です。

なかでもキャンパスの知のシンボルとなっているのが、地上4階・地下1階構造の新図書館です。外壁全面を覆うガラスカーテンウォールと、フロア間を緩やかにつなぐスロープ構造が特徴で、内部は視線を遮る壁が極力排除されています。閲覧席には多様なタイプの家具が配置され、静寂の中で集中する個人ブースから、グループディスカッションが可能なアクティブラーニングエリアまで、学生が自らの学習スタイルに合わせて場所を選択できるよう設計されています。建築専門誌各紙でも「都市と自然、人と知覚がシームレスに交錯する知のランドマーク」として絶賛されました。

さらに、創立100周年を記念して建てられた百年館(高層棟・低層棟)や、学生生活をサポートする学生支援スペース・カフェを内包する杏彩館(しんさいかん)など、妹島氏が手掛けた施設群はすべて「公園のような開かれたキャンパス」という統一コンセプトのもとで有機的につながっています。校舎間の緑豊かな歩行空間(プロムナード)は、学生同士や教員との偶発的な対話を生み出す仕掛けとなっており、単なる講義室の集合体ではない、居心地の良さと知的刺激が共存する空間が実現しています。

山口 彩花
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山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。