山陽道において、最も交通流が複雑化し摩擦が生じるのが主要ジャンクション(JCT)の合流部だ。なかでも播磨ジャンクションと倉敷ジャンクションは、日々膨大な車列が交錯する最重要拠点であり、同時に最大のボトルネックとして知られる。
播磨ジャンクション周辺では、兵庫県西部からの流入と本線の交通が激しく交差する。車線減少と合流が短距離で連続するため、1台のブレーキランプが後方へ波及し、一気に数キロの自然渋滞へと成長する。一方、四国方面や山陰方面への分岐が集中する倉敷ジャンクションでは、行楽シーズンや物流ピーク時に合流車線での追突事故が相次ぎ、これが一瞬にして全線通行止めへ発展する危険を常に孕んでいる。