テレビ露出が減ったことで過小評価されがちですが、バッファロー吾郎Aがお笑い界全体に与えた影響は計り知れません。その最たる例が、1999年に彼が発案・主催した日本最高峰の大喜利イベント「ダイナマイト関西」です。
当時、漫才やコントの陰に隠れていた「純粋な大喜利の面白さ」を格闘技のトーナメント方式に見立て、ゴングや判定員を導入した演出は、お笑い界に革命をもたらしました。現在フジテレビ系列で大人気を博している『IPPONグランプリ』をはじめとする大喜利競技化の原点は、すべてバッファロー吾郎Aが構築したフォーマットにあります。
ケンドーコバヤシ、笑い飯、バカリズム、博多大吉など、現在お笑い界のトップに君臨する実力派芸人たちがこぞって彼をリスペクトし続ける理由は、この卓越した企画プロデュース能力にあります。単なるタレントにとどまらず、「カルチャーを創り出したプロデューサー」としての実績は、現在の舞台演出活動の大きな土台となっています。