怒号が飛び交う殺伐とした会見場において、登壇者たちの振る舞いも大きな注目を集めた。新社長に就任した東山紀之は、過去の加害問題に対する向き合い方を問われ、厳しい質疑の矢面に立った。前社長の藤島ジュリー景子が欠席する中、組織の顔として謝罪の言葉を繰り返す東山氏の表情には隠しきれない緊張と焦燥が滲み出ていた。
一方で、指名問題によって騒然とする会場を一拾しようと「ルールを守って発言してほしい」と静観を呼びかけた井ノ原快彦の対応は、一時は宥和的な姿勢として評価されたものの、裏でNGリストが存在していた事実が発覚したことで、その発言さえも出来レースの演出だったのではないかという不信感へと裏返った。会見場の熱気と静寂の狭間で繰り広げられた攻防は、芸能不祥事ニュースの歴史の中でも類を見ない異様な空間を作り出していた。