新生児の足が冷たい原因と対策!靴下の是非や危険な受診サインを解説

新生児の足が冷たい原因と対策!靴下の是非や危険な受診サインを解説

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育児情報サイトやSNS上で頻繁に議論されるのが、「新生児の足が冷たいときに靴下を履かせるべきか」という論争です。結論から述べると、室内で過ごす際、とりわけ新生児が寝るときに靴下を履かせるのはNGとされています。

大人にとっては「冷え=靴下で温める」という発想が自然ですが、新生児にとって足の裏は単なる末梢器官ではなく、主要な「放熱器官」として機能しています。赤ちゃんは汗腺の密度が非常に高く、体内に熱がこもったとき、手のひらや足の裏から汗を蒸発させて効率よく体温を下げます。

ここで寝ている赤ちゃんの足を靴下で密閉してしまうと、熱を逃がすルートが完全に塞がれてしまいます。さらに、赤ちゃんの足の裏が汗で冷たいという現象も頻繁に発生します。これは熱を逃がそうとして分泌された汗が靴下や寝具にこもり、その汗が外気で冷やされて気化熱を奪うことで、逆に末梢を冷やし続けるという悪循環を生み出すためです。

日本小児科学会や厚生労働省が警鐘を鳴らし続けているのが、乳幼児突然死症候群(SIDS)と温めすぎの相関関係です。多くの疫学研究において、着せすぎや寝室の過熱による「うつ熱(体温が異常に上昇して放熱できない状態)」が、睡眠中の覚醒反応を低下させ、SIDSの発症リスクを跳ね上げることが証明されています。真冬であっても、室内で寝かせる際に靴下を履かせる必要はありません。

山田 真由
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山田 真由

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