そもそも『GTO』という作品が持つ破壊力はどこから生まれたのか。その原点は、漫画家・藤沢とおるによる大ヒット原作コミックの持つ圧倒的なエネルギーと、制作を手掛けた関西テレビ放送およびフジテレビの革新的な番組作りにあった。
型破りな元ヤンキーの教師・鬼塚英吉が、教育現場の闇や生徒たちの抱える孤独を力技で粉砕していくストーリー。フジテレビ系列の火曜夜10時枠で放送されたこの作品は、平成のドラマ史に残る脅威的な視聴率をたたき出した。実写化において難度の高かった村井役を見事な真実味をもって演じきった池内博之の存在なくして、この歴史的ヒットはあり得なかっただろう。