キャリアを重ねるごとに、その表現力に深みを増してきた葵つかさ。今回の作品で見せる表情は、かつての瑞々しさを残しつつも、大人の女性が醸し出す圧倒的な包容力とアンニュイな雰囲気に満ちている。光と影を巧みに操ったモノクロームのカットから、鮮やかな色彩が印象的な屋外でのスナップまで、そのバリエーションは実に豊かだ。
単に着飾った美しさを提示するのではなく、剥き出しの感情や、ふとした瞬間に見せる無防備な視線がページをめくる者を捉えて離さない。これまでの彼女のイメージを良い意味で裏切る、新たな挑戦が随所に散りばめられている。