海遊館を訪れるにあたって最も関心を集めるのが、「現在、太平洋水槽に何匹のジンベエザメがいるのか」という点です。結論から言えば、海遊館では生態への配慮と水槽内の空間バランスを最適に保つため、原則として1〜2匹体制での展示が維持されています。
海遊館で展示されるジンベエザメには、親しみやすさと個体識別のために独自の命名ルールが存在します。オスは歴代すべて「海(かい)くん」、メスは歴代すべて「遊(ゆう)ちゃん」と名付けられ、代替わりをしながらその愛称が受け継がれてきました。現在展示されている個体も、体長約5〜6メートル前後に達する堂々たるサイズであり、深さ9メートル・水量5,400トンを誇る「太平洋水槽」の主として雄大な姿を見せています。
ジンベエザメは成熟すると全長10メートルから12メートル以上にも達する地球最大の魚類です。水槽内での健康状態や運動量を綿密にモニタリングしながら飼育されており、成長段階や体調に応じて最適な個体管理が行われています。