芸能界入りを果たした彼女は、野田義治氏が率いる大手芸能プロダクション「サンズエンタテインメント」に所属した。持ち前のキャラクターと物怖じしないトークでバラエティ番組に引っ張りだことなり、おバカタレントとしてのポジションを確立する。
だが、常に背中に貼り付く「二世タレント」という看板は重かった。どこへ行っても「坂口良子の娘」として評価され、個人の資質が見られることは少ない。周囲の過剰な期待と好奇の目。それが知らず知らずのうちに大きなプレッシャーとなり、自己承認欲求を歪ませるトリガーとなっていたのだ。