ベテランや中堅が黄金期を築く一方で、インディーズライブやSNS、劇場を中心に次代のスター候補となる女性ピン芸人若手の台頭も著しい勢いを見せています。
新世代の若手ピン芸人たちに共通しているのは、「デジタルネイティブ特有のショート尺感覚」と「伝統的なコント技術のハイブリッド」です。日常の些細な「あるある」を15秒で切り取る動画でバズを生み出しつつ、劇場の持ち時間ではしっかりと物語性のある長尺コントを展開できる二刀流のプレイヤーが増加しています。
また、地下ライブ仕込みのシュールなフリップ芸や、自身のニッチなオタク趣味を極限まで掘り下げたプレゼン型漫談など、既存のジャンルに囚われない自由なスタイルの芸人が続々と頭角を現しています。賞レースの予選でも20代前半のフレッシュな顔ぶれが審査員を唸らせており、数年以内にお笑い界の勢力図を再び塗り替える可能性を十分に秘めています。