「豚肉の生食」はなぜ絶対Ng?赤身の罠と潜む寄生虫・ウイルスの真実

「豚肉の生食」はなぜ絶対Ng?赤身の罠と潜む寄生虫・ウイルスの真実

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ネット上や飲食店の誤ったセールストークで散見されるのが、「SPF豚(無菌豚)だからレアでも食べられる」という主張です。これは完全な誤認であり、非常に危険な解釈です。

そもそもSPF(Specific Pathogen Free)豚とは、豚の発育を阻害する「特定の5つの慢性疾病(マイコプラズマ肺炎、萎縮性鼻炎、豚赤痢など)」を排除して育てられた健康な豚を指します。「あらゆる菌やウイルスが存在しない無菌状態」を意味するものでは決してありません。人間にとって有害なE型肝炎ウイルスやトキソプラズマ、サルモネラ菌を保有していない保証はどこにもなく、日本SPF豚協会も生食を明確に否定しています。

また、「銘柄豚だから」「新鮮だから」という理由も生食の安全性を担保しません。新鮮な肉ほど寄生虫やウイルスも生きた状態で活性化しているため、鮮度と安全性は全くの別問題です。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。