お菓子戦争の火種は、同一メーカー内の争いだけにとどまりません。製菓業界を代表する大手、明治とロッテのシェア争いや、江崎グリコとの激しいカテゴリー別トップ争いも過熱してきました。
代表的なライバル関係として知られるのが、江崎グリコの「ポッキー」とロッテの「トッポ」によるスティックチョコ対決です。「プレッツェルにチョコをコーティングした王道スタイル」のポッキーに対し、トッポは「最後までチョコたっぷり、手につかない」という逆転の発想で対抗。11月11日の「ポッキー&プリッツの日」に対抗したロッテ側のキャンペーンなど、メーカーのプライドを懸けたプロモーション合戦が繰り広げられてきました。
チョコレート菓子市場全体の動向を見ると、明治はカカオの調達力と研究開発力を武器に「チョコレート効果」など高カカオ分野でも市場をリード。対するロッテは「ガーナ」ブランドの盤石な知名度と焼き菓子技術を武器に追随しており、定番カテゴリーにおける棚の奪い合いは熾烈を極めています。