ベーコンだけでなく、ハムやソーセージ、ウインナーといった加工肉全般に対しても同様の警戒が必要です。これら人間用の加工肉は、いずれも保存性と風味を高めるために大量の調味料や添加物が投入されています。
製品ごとの大まかな特徴を比較すると、次のような危険性が浮き彫りになります。
・ベーコン:脂質と塩分が突出して高く、膵炎のリスクが加工肉の中でも最悪クラス。
・ロースハム:脂質はベーコンより控えめな場合があるものの、塩分濃度が高く添加物の使用量も多い。
・ソーセージ・ウインナー:練り肉の製造過程で玉ねぎエキスやガーリックパウダーなどの香味野菜が隠し味として練り込まれているケースが多く、猫の赤血球を破壊する「タマネギ中毒」の危険が跳ね上がる。
「減塩タイプ」や「無塩せき(発色剤不使用)」と表示された製品であっても、猫にとっては依然として高脂質・高塩分であり、与えてよい理由にはなりません。加工肉全般を「猫の口に入れてはならない危険物」と認識しておく必要があります。