多くの人が「なぜすぐに離婚しないのか」と疑問を抱いた。だが、そこには菊川自身が母となったことによる心境の変化があったとされる。結婚後、彼女は穐田氏との間に3人の子供を授かっている。幼い我が子たちの成長を最優先に考えたとき、性急な決断を下すことはできなかったのだろう。
裏切りとも言える事実を抱えながら、彼女は沈黙を守り続けた。キャスターとしての仕事をセーブし、育児に専念する日々。それは世間からの好奇の目から子供たちを守るための、母親としての防衛策でもあった。しかし、夫婦の溝は埋まることはなかった。7年という歳月は、修復のための時間ではなく、彼女が自立して子供たちを育てる覚悟を決めるための「猶予期間」だったのだ。