2ちゃんねるの爆発的成長に伴い、西村氏は検索エンジン事業を手掛ける株式会社「未来検索ブラジル」の設立に関与するなど、ビジネスの領域でも独自の発想を発揮し始める。技術と悪ふざけを紙一重で融合させるスタイルは、彼の真骨頂と言えた。
さらに2006年、ドワンゴとの強力なタッグにより産声を上げたのが「ニコニコ動画」だ。画面上にユーザーのコメントが流れる革新的なインターフェースは、若者層を熱狂させ、現在のライブ配信文化の原点となった。プラットフォームの仕掛け人として、彼は常に日本のデジタルコンテンツ表現の先頭に立ち続けてきたのである。