東京都足立区鹿浜で発生した凄惨な事件の真相は、私欲を満たすための「金銭目的の強盗」と計画的な隠蔽工作でした。モラレス被告は当時、多額の借金や生活困窮を抱えており、経済的に困窮した末に裕福とみられていた新川さん宅から金品を強奪することを企図したとされます。
犯行の手口は極めて冷酷かつ狡猾でした。被告らは事前に刃物や粘着テープ、清掃道具を準備した上で深夜に住宅へ侵入。就寝中あるいは不意を突かれた夫婦を襲撃して致命傷を負わせた後、犯行の発覚を遅らせるために遺体を床下に押し込み、室内の血液を念入りに拭き取っていました。
さらに、室内にあった貴金属や金目のものを物色し、現場から持ち去った形跡も確認されています。かつて親交のあった家庭を標的にし、抵抗できない無防備な夫婦の命を奪った動機は、身勝手極まりない金銭欲と短絡的な思考に支配された結果であったことが捜査により明白になりました。