このムーブメントに決定的な油を注いだのが、巨大掲示板や配信プラットフォームでの反響だ。古巣である5ちゃんねるの実況板で「このフレーズの意味がわからん」という議論スレッドが乱立すると、まとめサイトを通じて瞬く間に拡散。さらにその波に乗ったのが、実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏の存在だった。
自身のYouTubeライブ配信中、視聴者から「『ぐえー しん だんご』についてどう思いますか?」というスパチャを受け取ったひろゆき氏は、独特の苦笑いを浮かべながら「いや、それ単なる誤字でしょ。なんの意味もない言葉に熱中するの、いかにも日本のネットって感じですよね」とバッサリ。しかし、この一言を切り抜いたShorts動画がミリオン再生を連発したことで、皮肉にも認知度は一気に一般層へと爆発した。IT・ネットメディア業界の専門家も「著名人の言及による再文脈化が、バズの二次爆発を引き起こす典型例」と分析する。