昭和100年の2026年、なぜZ世代は「いつでも夢を」に涙するのか? 令和の不安を包み込む昭和歌謡の奇跡

昭和100年の2026年、なぜZ世代は「いつでも夢を」に涙するのか? 令和の不安を包み込む昭和歌謡の奇跡

昭和100年の2026年、なぜZ世代は「いつでも夢を」に涙するのか? 令和の不安を包み込む昭和歌謡の奇跡とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

2026年、昭和元年(1926年)から数えてちょうど100年という節目の年を迎えた。メディアやファッション業界で昭和レトロの再評価が進むなか、音楽シーンにおける台風の目となったのが、半世紀以上も前の歌謡曲だ。Spotifyの国内デイリーバイラルチャートでは、最新のK-POPやアニソンに混じって、60年以上前にリリースされたモノラル音源を原点とする楽曲が異例のTop10入りを果たしている。

「最初はレトロな雰囲気が可愛いと思って動画に使ったんです」。そう語る都内の大学生(21)は、画面をスワイプしながらスマホを見せてくれた。TikTok上では、夜の街をあてもなく歩く映像や、静止画のフィルム写真にこの曲を乗せる投稿が急増中だ。激しいビートと強烈な電子音が溢れる現代の音楽シーンにおいて、ゆったりとした三拍子のニュアンスを残すリズムと、削ぎ落とされたアコースティックな響きが、若者の耳に強烈な新鮮さをもって飛び込んだ。

中村 さくら
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中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。