専用のハーブパウダーが手元になくても、身近なスーパーの食材だけで鮮やかな水色を作り出すキッチンサイエンスの裏ワザがあります。鍵を握るのは「紫キャベツ」と「重曹」です。
紫キャベツに含まれるアントシアニンは、液体のpH(酸性・アルカリ性)によって劇的に色を変える性質を持っています。この特性を利用した卵白の水色着色法は、キャラ弁愛好家の間で定番のテクニックです。
【水色の薄焼き卵の作り方】
1. 刻んだ紫キャベツ少量を少量の水で数分煮出し、濃い紫色の煮汁を作ります。
2. 卵白1個分をボウルに入れ、紫キャベツの煮汁小さじ1を加えます(この段階では紫色)。
3. そこへ、食用重曹をごく微量(爪楊枝の先に乗る程度)加えて混ぜます。
4. アルカリ性に傾いた瞬間に、液体が一瞬で鮮やかな水色へと変色します。
5. 弱火でじっくり焼き上げれば、鮮やかな水色の薄焼き卵が完成します。
重曹を入れすぎると苦味が出たり泡立って気泡ができやすくなるため、「ごく少量ずつ様子を見ながら加える」ことが美しく仕上げるコツです。この水色薄焼き卵を使えば、空や海、人気キャラクターのパーツを安全かつ手軽に切り抜いてお弁当を彩ることができます。