業界の第一人者である不動産コンサルタントの長嶋修氏は、これからの時代における「単なる住まい」と「資産としての住宅」の決定的な違いを主張し続けている。プロの不動産投資家が実践する立地選定、需要予測、流動性評価といった視点は、いまやマイホームを検討する一般層にとっても必須の知識となった。
長嶋氏が特に注視を促すのは、過去にブランド化された郊外大規模ニュータウンの動向だ。住民の高齢化と世代交代の停滞が重なった地域では、知名度とは裏腹に流動性が失われる例が目立つ。単なるイメージに頼るのではなく、実際の需要と将来の人口動態に基づいた冷静な物件査定が欠かせない。