テレビの画面越しに難問を次々と解き明かしていた少女は、今や複雑極まる国際訴訟や企業間合意の調整役として日々を過ごしている。東大在学中に司法試験に合格するという快挙を成し遂げた彼女にとって、それはゴールではなく、果てしない旅の始まりに過ぎなかった。メディアで見せていたストイックな姿勢は、実務の世界に入ってさらに研ぎ澄まされたようだ。
彼女を知る同僚は「彼女は誰よりも早く事務所に来て、誰よりも遅くまで資料を読み込んでいる」と語る。華やかな経歴の裏にあるのは、泥臭いまでの努力と、法律という武器で社会に貢献したいという純粋な信念だ。