館内でも屈指の人気を誇るのが、実際に運用されていた千代田線6000系の実物車両カットモデルを使用した運転シミュレーターだ。運転台に腰を下ろすと、本物の運転士と同じ目線で画面上の路線映像を睨みつけることになる。ブレーキ弁を刻む音、揺れ動くメーターの針。実際の運転台から取り外したパーツが手に伝わると、一気に緊張感が高まる。指差確認をしながら正確な位置に停車させるのは、想像以上に歯ごたえのある体験だ。
2026年現在の来館動向を見ると、週末の昼前後は家族連れで運転シミュレーターの待ち時間が伸びやすい。そこで狙い目となるのが、開館直後の10時台か、あるいは団体客が引き揚げる15時半以降の枠だ。特に平日の夕方は比較的ゆったりと操作に没頭できる絶好のチャンスだ。時間をずらして訪れるだけで、ストレスなく本格的な運転士気分を堪能できる。