どれほど稼いでも、どこか泥臭く破天荒な昭和の芸人風情を残しているのが大悟の最大の魅力だ。彼の金遣いにまつわるエピソードは、お笑い界でも伝説と化している。特に有名なのが酒代だ。後輩芸人を引き連れて夜の街に繰り出し、一晩で数十万円から百万円単位の会計をポンと支払う姿は日常茶飯事だという。
高級車やブランド品に身を包むわけでもなく、稼いだ金の多くを酒と仲間、そして競馬や競艇などのギャンブルに投じるスタイルは昔から変わらない。「芸人は宵越しの銭を持たない」を地で行くその立ち振る舞いは、豪快そのものだ。
しかし、単なる無駄遣いではなく、後輩におごり、酒場で培ったエピソードや人間関係がすべて本業のトークのネタとして還元されている。つまり、豪快な散財そのものが大悟にとってのコンテンツ投資であり、さらなる年収増を生み出すポジティブな循環を作り出しているのだ。