猫と人間の心理的絆について革新的な論文を発表し、世界的な注目を集めたのがオレゴン州立大学のクリステン・ヴィトゥーリ博士だ。彼女の研究チームが行った一連の実験は、猫が飼い主に対して犬と同等、時にはそれ以上に強固な愛着行動を示すことを科学的に証明してみせた。
ヴィトゥーリ博士の研究によれば、猫が人間をじっと見つめる行動は、飼い主を「安全な基地(セキュアベース)」として認識している証拠だという。未知の環境や不安を感じたとき、猫は信頼する飼い主の顔を見て状況を判断しようとする。つまり、愛猫があなたを凝視しているとき、それは単に何かを求めているのではなく、あなたという存在から安心感を得ようとしている心理のあらわれなのだ。