地域営業における出演料は、芸人の知名度や「いま波に乗っているか」で明確にランク分けされている。一般的な30分前後のステージ出番を基準とした場合、おおよそのギャラ相場は以下の4層に分類されるのが業界の標準だ。
まず、テレビ露出は少ないものの、劇場やSNSで実績を積み上げている若手・駆け出し芸人の場合は10万円から30万円程度。学園祭や地域の小規模な祭りなど、限られた予算でも招聘しやすいボリューム帯と言える。
続いて、ゴールデン番組のひな壇常連組や、賞レースで決勝に進出した実力派の中堅芸人になると30万円から100万円が相場となる。知名度と笑いのクオリティが担保されているため、企業イベントや自治体の主力事業で最も需要が高いゾーンだ。
そして、誰もが知る特大タイトル保持者やブレイク中のトップ芸人となると100万円から300万円へと跳ね上がる。さらに、テレビ番組のMCを数多く務める超大物クラスになれば、1回のステージで300万〜500万円以上の提示も珍しくない。