自宅にある写真集が高額査定されるかどうか、その明暗を分ける最大の要素は保存状態と希少性だ。第一に「帯の有無とコンディション」。紙帯の破れや色あせがないだけで、評価額が数倍跳ね上がることが珍しくない。第二に「直筆サインの存在」。印刷ではない生サインやシリアルナンバー入りの限定エディションは、コレクターにとって至高の価値を持つ。
そして第三の条件が「当時のシュリンク(保護フィルム)が残った未開封品」であることだ。特に数十年前に刊行された作品が未開封のまま発見された場合、市場では「タイムカプセル級の奇跡」と称され、オークションで凄まじい入札合戦が繰り広げられる。