あみだ池大黒の創業は、江戸時代の文化2年(1805年)にまで遡ります。大阪・西道頓堀の和光寺(あみだ池)近くに店を構えた初代・大黒屋勝兵衛が、当時「天下の台所」として全国から良質な米や砂糖が集まっていた大阪の利点を生かし、おこし作りを始めたのがすべての始まりです。
おこしは「身を立て、名を立て、家を起こす」という言葉に通じることから、縁起の良い食べ物として商人の街・大阪で重宝されてきました。あみだ池大黒が掲げるシンボルマークの「打出の小槌」も、人々に福をもたらす縁起物として親しまれています。
200余年の歴史の中で、同社は伝統製法を守り抜くだけにとどまらず、宮内庁御用達の栄誉を受けるなど確固たる地位を確立しました。大阪の歴史的変遷を見つめながら、職人の技術と味へのこだわりを現在まで脈々と受け継いでいます。