キャラクターに魂を吹き込む声の表現も、愛され続ける重要極まりないピースだ。水田わさびがドラえもん役を引き継いで以降、その声はより感情豊かな躍動感を手に入れた。喜びの叫び、ドジを踏んだときの情けない悲鳴、のび太を温かく見守る優しいトーン。声のトーンひとつで喜怒哀楽がダイレクトに心に届く。
声優陣の熱演と制作陣のたゆまぬ探求心が噛み合い、昭和から平成、そして令和へとバトンが繋がれた。親から子へ、そして孫へと受け継がれる物語の中で、彼は常に新世代の子供たちにとっても「一番身近でかわいい友達」であり続けている。