公的機関による一次情報と、現場の生声を比較分析する作業も欠かせない。日本国外務省が発信する危険情報や海外安全情報は、外交ルートや現地の治安機関から得た客観的な情勢に基づいている。渡航前には必ず外務省海外安全ホームページを閲覧し、対象地域に発出されている注意喚起を確認すべきだ。
一方で、ユーザー参加型データベースのNumbeoは、現地居住者や旅行者が投稿した体感的な安全性や治安データをリアルタイムで可視化している。政府発表の情報が国全体の巨視的なリスクを示すのに対し、民間の指標は街頭での「体感治安」や夜間の歩行リスクを具体的に把握するのに役立つ。双方のデータを組み合わせてチェックすることが重要となる。