継国巌勝が日の呼吸の派生として生み出した「月の呼吸」は、鬼となったことで肉体変化と組み合わさり、極めて凶悪な広範囲殲滅剣術へと昇華しました。刀を振るうたびに三日月状の無数の細かい刃が不規則に軌跡を描き、受ける側の防御を切り刻むのが最大の特徴です。
確認されている主な月の呼吸の型は以下の通りです。
- 壱ノ型 闇月・宵の宮(あんげつ・よいのみや):目にも留まらぬ速度で居合いを放ち、周囲に三日月を散らしながら水平に一閃する。
- 弐ノ型 珠華ノ弄月(しゅかのろうげつ):自身を中心に刃を回転させ、迎撃と防御を兼ねた連撃を繰り出す。
- 参ノ型 厭忌月・銷り(えんきづき・つがり):巨大な斬撃を二連撃で放ち、前方を無残に破壊する。
- 伍ノ型 月魄災渦(げっぱくさいか):刀を振るうことなく無数の刃の渦を発生させ、全方位を粉砕する。
- 陸ノ型 常夜孤月・無間(とこよこげつ・むけん):縦横無尽に幾重もの斬撃を浴びせ、対象を跡形もなく切り刻む。
- 漆ノ型 厄鏡・月映え(やっきょう・づきばえ):刀を巨大な枝分かれ状に変形させ、地を裂くような放射状の斬撃を放つ。
- 捌ノ型 月龍輪尾(げつりゅうりんび):巨大化した刀で薙ぎ払い、広範囲を瞬時に両断する。
- 玖ノ型 降月・連面(こうげつ・れんめん):上空から降り注ぐような無数の三日月の雨を降らせる。
- 拾ノ型 穿面斬・蘿月(せんめんざん・らげつ):巨大な回転刃を地面に沿って走らせる破壊的連撃。
- 拾肆ノ型 兇変・天満繊月(きょうへん・てんまんせんげつ):無数の巨大な三日月状の斬撃が空間全体を覆い尽くす。
- 拾陸ノ型 月虹・片割れ月(げっこう・かたわれづき):上空から巨大な刃を垂直に幾本も落とし、大地ごと粉砕する。