原作漫画の破壊力もさることながら、TVアニメ版における声優・子安武人氏のパフォーマンスは、このセリフを後世のアニメ史に残る名演へと昇華させました。
子安氏は第1部からDIOの青年期・吸血鬼化・そして第3部での復活を一貫して演じてきましたが、この覚醒シーンではそれまでの冷徹で気品ある悪の帝王像から一転。理性をかなぐり捨てた剥き出しの快楽とサディズムを、震えるようなハイトーンボイスと狂気に満ちた笑い声で見事に表現し切りました。
アフレコ現場の熱量がそのまま乗った「フハハハハハハハハハ!」という高笑いと、息をもつかせぬ長台詞のテンポ感は、原作ファンのみならずアニメファン全体に強烈なインパクトを与え、放送から長い年月が経った現在でも語り草となっています。