ブログの投稿から10年が経過した現在、厚生労働省の統計上における待機児童数は過去最少水準を更新し続けており、多くの自治体で「待機児童ゼロ 現在」の達成が公表されています。数字だけを見れば、長年の悲願であった待機児童問題は解決に向かったかのように映ります。
しかし、現場の当事者が実感する景色は必ずしも数字と一致していません。統計に含まれない「隠れ待機児童」の存在が依然として横たわっているためです。「特定の希望園に絞っている」「育児休業を延長して空きを待っている」といったケースは国の定義上、待機児童から除外されます。都市部の人気エリアや1〜2歳児クラスでは、希望する認可保育所に入れない親たちが依然として頭を抱えており、名目上のゼロと現場の実感との乖離は今なお解消されていません。