プリンスリーグ九州のレギュレーションを追う上で、多くのファンが見落としがちなのが降格条件の連動システムです。公式ルールにおける基本枠は「下位2チームが自動降格」ですが、この枠数は上位カテゴリーであるプレミアリーグ WESTの昇降格結果によって年度ごとに変動します。
具体的には、プレミアリーグから九州勢のチームがプリンスリーグ九州へ降格してきた場合、その受け皿を作るためにプリンス1部からの降格チーム数が原則として「2枠から3枠」へと増加します。逆に、プリンスリーグ九州からプレミアリーグ プレーオフを勝ち抜いてプレミア昇格を果たすチームが出た場合は、残留枠が広がる救済措置が働きます。
この「玉突き現象」は2部リーグ、さらには各県リーグ代表が集うプリンスリーグ九州 参入戦の昇格枠にまでダイレクトに波及します。「順位表で8位だったから残留確定」と単純に判断できない点が、高校年代リーグ戦の過酷さであり、最終節まで一瞬たりとも気が抜けない理由となっています。