高橋英樹さんと小林亜紀子さんの馴れ初めは、ドラマの共演がきっかけでした。共演を通じて彼女の誠実な人柄と気配りに惹かれた英樹さんが熱烈なアプローチを重ね、交際へと発展。1974年3月15日に結婚式を挙げました。
一見すると順風満帆に見えるふたりの結婚生活ですが、その裏には筆舌に尽くしがたい過酷な試練が存在していました。結婚後、夫妻は子宝に恵まれることを強く望んでいましたが、3度の流産という深い悲運に見舞われます。
当時の特番インタビューや手記で高橋英樹さんが語ったところによると、流産を経験するたびに夫婦で人目をはばからず涙を流し、一時は「もう子どもを諦め、ふたりだけで生きていこう」と覚悟を決めた時期もあったといいます。
そうした絶望を乗り越え、結婚から7年目となる1981年10月9日、奇跡的に授かったのが長女の真麻さんでした。命懸けの出産を経て生まれた真麻さんを、夫婦は惜しみない愛情を注いで育て上げました。この壮絶な家族史があるからこそ、高橋家には一般的な家庭以上に揺るぎない絆と感謝の念が根付いています。