高校卒業後は、プロ入りを見据えてサッカー推薦で立正大学へ進学。大学サッカー界の強豪チームでトップチーム入りを目指して汗を流していましたが、ここでアスリート人生最大の試練が訪れます。
決定打となったのは、左足首の大怪我(手術を要する重傷)でした。長期離脱を余儀なくされ、リハビリ期間中にピッチの外からチームメイトやプロへ昇格していく同期の姿を見つめる日々が続きます。「自分はプロとして一線でやっていけるのか」というシビアな現実と向き合い、自問自答を重ねた結果、20歳という若さでスパイクを脱ぐ決断を下しました。プロになれないと悟ったときの悔しさと虚無感は、想像を絶するものだったと後に本人が振り返っています。