船橋屋こよみのもう一つの伝説的メニューが、かつて広尾本店で夏季限定として提供されていた「かき氷」です。希少な純氷を極限まで薄く削り出し、船橋屋特製の濃厚な抹茶シロップや和三盆シロップ、白玉、そして名物のくず餅をトッピングした一杯は、夏の広尾の名物詩として連日長蛇の列を作りました。
現在、カフェ店舗の再編により「こよみのかき氷」を日常的に味わえる機会は限られていますが、船橋屋の亀戸天神前本店や一部の和カフェ併設店、夏季限定の特別イベント等でその系譜を引く甘味が提供されています。
一方、現在の主力としてファンを飽きさせないのが、四季折々に登場する季節限定プリンの存在です:
- 春季(桜プリン・苺プリン):華やかな香りと甘酸っぱさが発酵生地のコクを引き立てる春の定番。
- 初夏〜夏季(宇治抹茶プリン・ほうじ茶プリン):香り高い厳選茶葉の苦味と黒蜜の甘味が絶妙な調和を見せる大人の味わい。
- 秋季(紫芋プリン・和栗プリン):濃厚な秋の味覚を滑らかなペースト状にして閉じ込めた贅沢な仕立て。
- 冬季(濃厚ショコラプリン・黒ごまプリン):カカオの深みと発酵エキスの隠し味が絡み合うリッチな限定品。