川上麻衣子さんと猫の深い関わりを語る上で欠かせないのが、1990年代に出版された自著『彼の名はタコ』です。このエッセイ本は、当時まだ珍しかった愛猫との濃密な日常と赤裸々な葛藤をユーモラスかつ叙情的に描き、多くの読者の共感を呼びました。
主人公となった愛猫「タコ」は、独特の風貌とマイペースな性格で、多忙を極めていた若き日の川上さんの心を癒やし続けた特別な存在でした。「タコ」というユニークな名前の由来や、自由気ままに生きる猫の姿から学んだ人生哲学は、その後の彼女の価値観の根幹を形成しています。
これまで彼女の人生を彩ってきた歴代の愛猫たちには、以下のような個性豊かな名前が付けられてきました。
- タコ:川上さんの猫人生の原点となった伝説的な存在。著書のモデルとしても広く愛された。
- チコ&マッコ:タコ亡き後、彼女の暮らしを支え、多頭飼育の奥深さを教えたパートナーたち。
- ココロ&リリ:家庭に温もりをもたらし、晩年のケアを通して命の重みを伝えた愛猫たち。
- 現在の保護猫たち:保護施設やシェルターから迎え入れられた猫たちで、日常の愛らしい姿がインスタグラムなど公式SNSで随時公開中。
現在のご自宅では2〜3匹の保護猫たちと穏やかに暮らしており、インスタグラムに投稿される飾らない写真は、ファンのみならず多くの猫好きから熱い支持を集めています。爪研ぎの跡やキャットタワーでのリラックスした表情など、現場の空気感がそのまま伝わる投稿は、彼女が「生活者」として猫と向き合っている確固たる証拠です。