受験生の間で囁かれる「神戸大医学部は入試難航しやすい」という噂の発端は、その徹底した配点比率と2次試験の出題バランスにあります。神戸大学の一般選抜(前期日程)は、共通テスト360点(新課程配点調整後)に対して2次試験が450点、さらに面接点が加わる配点構成となっており、総得点における2次試験のウェイトが約55%を超えています。
2次試験の科目別内訳は英語150点、数学150点、理科2科目150点と均等に配分されており、極端な得意・不得意が命取りになる構造です。
過去数年間の倍率推移を見ると、前期日程の志願倍率は約2.8倍〜3.5倍で推移しており、第1段階選抜の予告倍率(約3.0倍)前後で厳格に足切りが実施されます。共通テストで失敗した受験生が逆転を狙って出願しても、そもそも足切りで弾かれるリスクが高いため、基礎学力の徹底した積み上げが前提条件となります。