飛躍のエンジンとなっているのが、最上位に位置するS類特進コースだ。ここでのカリキュラムは東大・京大・旧帝大や国公立医学部、難関私大をターゲットに設計されている。朝の小テストから放課後のハイレベル補講まで、塾に通う必要を感じさせない徹底的なサポート体制が構築されている。
校内に一歩足を踏み入れると、生徒たちが自習スペースをフル活用する姿が目に飛び込んでくる。教員室の前には質問待ちの列ができることも珍しくない。難関大合格を急増させた教育システムの秘密は、強制された勉強ではなく、周囲と切磋琢磨する環境そのものを学校がデザインしている点にある。コース別の裏事情として、S類特進コース内での適度な緊張感と仲間意識の共存が、最後まで失速しない学力を育んでいる。