ゆうちょ銀行には「定期貯金」と「定額貯金」という名称の似た2つの商品が存在しますが、その中身と活用メリットは明確に異なります。最大の違いは、「据置期間 6ヶ月」の縛りが解けた後の資金の自由度にあります。
一般的な定期貯金(定期預金)は、1年、3年、5年といった当初設定した満期日まで原則として引き出しが制限され、中途解約する場合には中途解約利率が適用されます。これに対し、定額貯金は預入日から6ヶ月間のみ据置期間が設けられているものの、6ヶ月を経過した後は最長10年の満期までいつでもペナルティなしで払戻し(引き出し)が可能です。さらに、利息の計算方法において「半年複利」が採用されている点も大きな強みです。
半年複利の計算方法は、半年ごとに受け取った利息が元本に組み入れられ、次の半年はその増えた元本に対して利息が計算される仕組みです。預け入れ期間が3年、5年、10年と長期化するほど、単利運用の預金商品との利息格差は雪だるま式に拡大していきます。