かつて「活性酸素を除去する」「美容と健康に劇的な効果がある」ともてはやされた水素水。テレビ番組や有名インフルエンサーの紹介をきっかけに、市場は急速に拡大した。しかし、その狂乱に冷や水を浴びせたのが消費者庁による厳しい処分だった。
同庁は、合理的な根拠がないまま病気の予防やダイエット効果を標榜していた販売業者に対し、景品表示法違反(優良誤認)で措置命令を下した。この一連の摘発により、「ただの水に高額な料金を支払っていたのではないか」という疑念が消費者の間に一気に広がり、ブームは急速に沈静化していくことになる。