ファンの記憶に最も深く刻まれているのが、甲子園で叩き出した公認最速記録「103km/h」である。女子タレントの始球式としては異例中の異例となる三桁の大台突破。イベントや練習投球では104km/hを計測したこともあり、その数字の裏には徹底したトレーニングとフォームの追求が存在する。
独自に投球データを紐解くと、彼女のピッチングの真価は単なる球速の数字だけではないことが浮き彫りになる。特筆すべきはストライクゾーンへの投球率の高さだ。力任せに腕を振るのではなく、軸足にしっかりと体重を乗せ、リリースポイントを前で安定させることでボールに強烈なバックスピンが生まれている。2026年現在の最新フォームにおいても、無駄な力みが極限まで削ぎ落とされ、腕のしなりと下半身の連動性がさらに研ぎ澄まされている。