赤ちゃんの片足が動かない?股関節脱臼を疑う足の動きと早期チェック

赤ちゃんの片足が動かない?股関節脱臼を疑う足の動きと早期チェック

赤ちゃんの片足が動かない?股関節脱臼を疑う足の動きと早期チェックとはどのようなものなのか? 背景や要点を簡潔に解説します。

生後2〜3か月を過ぎると、赤ちゃんは手足を活発にバタバタと動かすようになります。その際、「右足はよく蹴り出しているのに、左足だけダランと垂れ下がっている」「片足だけ動かす頻度が明らかに少ない」という現象が見られる場合、股関節が正常な位置からはずれている可能性を疑う必要があります。

乳児の脱臼は大人の脱臼と異なり、強い痛みを伴って激しく泣き叫ぶケースはほとんどありません。そのため、痛がっていないから大丈夫だと見過ごされがちです。大腿骨の先端(骨頭)が骨盤のくぼみ(臼蓋)から外れていると、筋肉の力が関節へ正しく伝わらず、赤ちゃん自身が足を蹴り上げる動作をうまく起こせなくなります。この運動機能の不均衡こそが、赤ちゃん片足だけ動かす理由の背後に潜む疾患の正体です。

また、仰向けに寝かせた状態で両膝を軽く曲げ、カエルの足のように外側へゆっくり開いた際、片方の膝だけが床の近くまで開かない状態を開排制限と呼びます。正常であれば大人の手のひらで軽く開くだけで両膝が床から20度以内の位置までスムーズに倒れますが、脱臼側の関節は引っかかりが生じて硬く抵抗を示します。日常のオムツ替え時に「いつも片足だけ通しにくい」「股の開きが妙に硬い」と感じる違和感は、臨床の現場でも診断の大きな手がかりとなっています。

中村 さくら
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中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。