講師と教師の違いとは?免許・年収・立場の決定打をプロが徹底解説

講師と教師の違いとは?免許・年収・立場の決定打をプロが徹底解説

講師と教師の違いとは?免許・年収・立場の決定打をプロが徹底解説の背景について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

Q1:学校の講師は教員免許を持っていないのですか?
A1:いいえ、持っています。公立・私立を問わず、小・中・高校などの学校教育法第1条に定められた学校で働く講師(常勤講師・非常勤講師)は、正規の教諭と全く同じ教員免許状を所持していなければ教壇に立てません。免許が不要なのは、学習塾や予備校、カルチャースクールの「塾講師・民間セミナー講師」です。

Q2:常勤講師でも学級担任を持つことはありますか?
A2:はい、珍しくありません。深刻な教員不足が続く現場では、常勤講師が正規教諭と全く同じようにクラス担任を任され、部活動の主顧問や保護者対応を担当することが日常茶飯事となっています。生徒や保護者からは正規教諭と見分けがつかない状態で教育活動を行っています。

Q3:保護者が面談などで先生を呼ぶときはどう呼べばいいですか?
A3:身分や役職に関係なく「〇〇先生」と呼べば問題ありません。相手が正規採用の教諭か、臨時任用の講師かを気にして「〇〇講師」と呼び分ける必要はなく、教育の場では全員に対して「先生」と敬称をつけるのが共通のマナーです。

Q4:常勤講師を長年続けていれば、自動的に正規の教諭になれますか?
A4:自動的に教諭へ昇格することはありません。正規教諭になるためには、各自治体が実施する教員採用選考試験を受験し、合格する必要があります。ただし自治体によっては、一定年数以上の講師経験がある受験者に対して、1次試験の免除や加点を行う特例選考制度を設けています。

Q5:大学の「講師」は学校の講師と同じ意味ですか?
A5:制度上大きく異なります。大学の「専任講師」は、教授・准教授に次ぐ正規の専任研究教育ポストであり、任期の定めのない無期雇用も多く存在します。一方、学校現場の講師は主に教諭の欠員を補う有期雇用の臨時的任用職員を指します。

高橋 健太
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高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。