鈴木雅之さんのアイコンであるサングラスは、単なる既製品をそのまま掛けているわけではありません。顔の輪郭、ステージ照明、衣装のスーツとのバランスをミリ単位で計算し尽くした逸品が選ばれています。
長年愛用している代表的なアイウェアブランドとして知られるのが、アメリカ・ロサンゼルス発の「OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)」や、独創的なカッティングで知られるドイツの「CAZAL(カザール)」、そして王道の「Ray-Ban(レイバン)」です。近年はこれらに加え、専属のスタイリストとともにオーダーメイドで製作されたカスタムフレームを多数所有しています。
鈴木さんのこだわりはフレームの形状だけでなく、レンズのグラデーションと透過率にも及びます。「ステージでお客さんの顔がしっかり見えつつ、客席からは瞳が見えそうで見えない絶妙な濃さ」を追求しており、照明の反射まで計算してレンズコーティングを指定している徹底ぶりです。この緻密な美意識が、威圧感を与えずに大人の気品を漂わせる佇まいを生み出しています。