なぜ寺尾常史は愛され続けたのか?闘病の真相と愛弟子・阿炎に託した想い

なぜ寺尾常史は愛され続けたのか?闘病の真相と愛弟子・阿炎に託した想い

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日本相撲協会の公式発表によると、元関脇・寺尾こと錣山親方の死因は「うっ血性心不全」でした。都内の病院で息を引き取ったのは2026年12月17日午後8時27分、満60歳。あまりにも早すぎる旅立ちに、角界関係者やファンは言葉を失いました。

晩年の錣山親方は、深刻な循環器系の持病と戦い続けていました。数年前から不整脈などの心臓疾患を抱え、ペースメーカーを植え込む手術を受けるなど、入退院を繰り返す生活が続いていたのです。大相撲中継の解説席や本場所の役員室で見せる姿は、現役時代の筋骨隆々とした面影から一変して頬がこけ、激やせぶりがファンの間でも心配されていました。

しかし、本人は弱音を吐くことを決して許しませんでした。病状が悪化し、車椅子での移動を余儀なくされる時期があっても、「土俵の弟子たちに不安を与えたくない」と、体調が許す限り本場所の視察や朝稽古の指導に立ち続けました。関係者の証言によると、亡くなる直前の本場所でも病室から弟子たちの取組をモニター越しに注視し、電話で細やかな技術指導を行っていたといいます。土俵の命運と自身の生命を最後まで重ね合わせた、文字通り命懸けの相撲人生でした。

山田 真由
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山田 真由

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