作品の枠を飛び出し、実際のキャストが歌い踊るライブパフォーマンスは、アイドルアニメの常識を覆した。音楽レーベルのランティスが手掛けたハイクオリティな楽曲群は、アニソンというジャンルを超えてJ-POPシーンの最前線へと駆け上がる。南條愛乃はその中心で、グループの歌唱面を支える確固たる軸として存在感を放っていた。
バンダイナムコフィルムワークスによる美麗な映像演出とシンクロする完璧なステージは、大ヒットを記録した『ラブライブ!The School Idol Movie』でひとつの頂点を迎える。映画の興行収入はアニソンライブ映画の歴史を塗り替え、劇中で描かれたμ'sの決断はファンの涙を誘った。ステージ上の南條は、常に絵里と一心同体であり、その眼差しには作品への揺るぎない誇りが宿っていた。